税理士試験の独学が無謀であることの鉄道ファン的考察
僕のブログには、「税理士+独学」で検索して来られる人がたくさんおられるようです。
でも、税理士試験を独学で通ることは無謀だと思います。
独学で勉強するのは、鉄道旅行に例えれば、「青春18きっぷで旅をする」ようなものだと思います。まあ、お金がなくて時間がある人が取れる手段ということになるんでしょう。で、学校に通うことは、いわば「特急料金を払って早く目的地までたどり着くこと」に当てはまるでしょう。
では、税理士試験の場合、青春18きっぷで、どのくらいの距離を移動することに相当するのでしょうか?全くの初学者が、簿記3級、簿記2級、税理士簿記論・財務諸表論、税理士税法3科目の順に取るとして、大阪発で青春18きっぷを使ったときの移動地点を考えてみます。
簿記3級:京都
簿記2級:名古屋
税理士簿記論、財務諸表論:盛岡
税理士税法3科目:稚内
こんなもんかなあ、という気がします。まあ、普通の人は、特急を使わずに列車で移動するのは名古屋あたりが限界だと思いますが…。で、税理士の簿記論、財務諸表論は「盛岡」というわけなんです。
まあ、大阪から盛岡まで、普通列車をひたすら乗り継げば、1日ちょっとでたどり着くことができます。全体を通じて、1時間に1本以上の本数は確保されているので、根性さえあれば、何とかなるでしょう。ただ、新幹線で5時間程度の距離を1日以上かけて行くわけなので、非効率な点は否めませんが…。
で、盛岡から稚内までが、かなり大変です。というか、青春18きっぷだと、非効率すぎます。2日余りかかりますが、行程を見ると、列車が1日数本しかないところが多く、田舎の駅で何時間もボーっと待ってないといけないところがいくつもあります。
まず、第一関門が、盛岡-青森間です。盛岡から北には在来線は走っていないので、田沢湖線経由で秋田を目指すことになりますが、ここは雫石-田沢湖間の普通列車が1日にわずか4本しかなく、朝5時22分の列車に乗らないと、その日のうちに青森までたどり着けません。新幹線だと1時間程度で着けるのに…。
そんな感じなことがいくつもあるので非効率極まりないわけです。まあ、新幹線と特急を乗りついでも、盛岡から稚内まで12時間くらいかかるので、これでも大変だと思いますが…。
税理士試験も、このくらい大変なんだろうなあ、という気がします。

