最近、地震が多いなあ(しかも、朝6時代に集中。これで目が覚めるのは覚め心地が悪いと痛感)、ということで、このコラムをお送りします。以前公開していたコラムの中で、人気が高かったものの1つです。では、どうぞ。
心の震度階級表(恋するheart #8 2003.??.??)
地震の場合は地面が、恋するheartの場合は心がそれぞれグラッと来る点で一緒だと思います。そこで今回は、実際に震度表を作成して、具体的に迫ってみたいと思います。
現在使われている震度表では、震度は0から7までの値で表されています。ただし、震度5と6はそれぞれ強と弱に分けられているので、震度の階級は全部で10段階です。実際に震度を測定する時には、地震波を解析し、その地震波から得られる特性値を複雑な式に代入することにより、震度の数値を算出しています。このようにして算出した震度を「計測震度」といいます。
ただし、恋するheartの心の揺れの波なんて、しっかりとグラフ用紙に描けるかといえば、そんなことはできるはずもありません。つまり、「計測震度」が使えないんです。そこで、恋するheartの心の揺れ具合を10段階で表すのは今回はやめて、観測者が、周りの様子から推定していた昔の震度を使いたいと思います。
今からほんの10年程前までは震度はこの方法で発表していました。結構いい加減なもんですよね。まあ恋するheartの心の揺れ具合もだいたいこれくらいか、と測定できれば良いわけですし…。
当時の震度階級表は次のようなものでした。
震度0(無震)
人は揺れを感じない。
震度1(微震)
一部の敏感な人が揺れを感じる。
震度2(軽震)
電灯などの吊り下げ物、金魚鉢の水がわずかに揺れる。
震度3(弱震)
棚にある食器類が音を立てる。電線が揺れる。たいていの人が寝ていても目を覚ます。
震度4(中震)
座りの悪い置物が倒れることがある。歩いている人も揺れを感じる。
震度5(強震)
棚の食器類、書棚の本が落ちることがある。補強されていないブロック塀が崩れる。墓石、自動販売機が倒れることがある。
震度6(烈震)
固定していない家具の多くが移動、転倒する。木造家屋の30パーセント以下が全半壊。立っていることが困難。地割れを生じることがある。
震度7(激震)
木造家屋の30パーセント以上が倒壊。鉄筋コンクリートの建物にも被害が生じる。電気、ガス、水道などのライフラインは麻痺する。揺れに翻弄されて自分の意志で行動できない。
後の方になるに従って、記述が強烈になっていきますね。ちなみに僕は、震度6,7の揺れを経験したことはありません。阪神大震災のときの震度5が最高でした。あれでもかなり怖かったんですけどね。
では、こんな感じで、恋したときの心の揺れを分類してみましょう。
震度0(無震)
相手に対して異性として何も感じない。
震度1(微震)
とりわけ相手に対して異性として感じるものは無いが、仮に相手が自分に対して好意を持っていたとしたら、自分も即座に好意を持って返すだろうと思う。
震度2(軽震)
暇つぶしに相手のことを考えて、ポーッとした気分になることがある。顔を合わせるとドキッとしてしまう。
震度3(弱震)
どうしても相手の行動を目で追ってしまう。気が付いたら相手のことを考えていることが多い。
震度4(中震)
相手の存在が、自分の生活の中心となっていく。相手と話そうとしても緊張してしまって、普段の自分のように話すことが出来ない。
震度5(強震)
相手のことを強く思うあまり、まともに相手の顔を見ることが出来ない。相手が同じ場にいるだけで胸がドキドキする。夢にしばしば出てくるようになる。
震度6(烈震)
相手のことを強烈に想うあまり、何事にも手が付かない。食欲不振、頭痛、吐き気などの症状が出ることがある。
震度7(激震)
食欲不振、頭痛、吐き気などの症状が長時間続くことにより、精神的、肉体的に甚大な悪影響が出る。長期間、引きこもり状態になる。
いかがでしょうか?だいたい震度3から4くらいになれば、好きになったということでしょうか。震度4を超えたら非常事態でしょうね…。なんせ、新幹線が止まってしまう わけですから。
上の表で震度6とか7は、僕の想像の部分が多いです。まあ、心に地割れができるような恋や、 高速道路を数百メートルにわたってなぎ倒すような恋なんて、本当にあるのかって感じの人も多いでしょう。でも、そこまで落ちて行くのがやむを得ない場合もきっとあると思います。やっぱりそこが恋の醍醐味でしょうか(^^)